インド水牛→3変化
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むかし、むかし、あるところの
ある知人がインド水牛の骨を持っていた・・
それは1977年だったか
知人からインド水牛の骨を借りた・・・
なかなかの 怒迫力の骨だった・・・
(残念なことに、骨の写真は残って無い)
当時,借りた骨をみてキュービズム風に描いてみた
インド水牛 油彩画 1977年 F20
骨の面とか角の面とかに魅力を感じてましたね・・
上部の空間を広く取ると
骨に向かって下方向の圧力(私にはムーブメント)が働く
骨の持つ迫力を表現するには、
力を上部の空間にゆだねようと思った
職業柄、絵を力学で考えてしまう・・・
その翌年に描いたのが↓
インド水牛 油彩画 1978年 F8変
と・・変化してしまう・・・
1枚目と比べて・・平面にして
骨の持つ多様な部分を描いた・・
つまり、骨の色んな部分を表現する
(分解と再構築と考えるといいかも)
さらに
↓
インド水牛3_銅板画_1979_170Wx75H
と変化した・・・
なので、
1→2→3 と見た人は なんとなく・・ そうなの?
1→2→3と変化すると気味悪さも減少している
しかし
いきなり、3だけを見た人は
なんじゃ? こりゃあ?????? となる
今年の、4月だったか・・・
この3だけ見られた人が
このインド水牛(銅版画)とF市の港(銅板画)のセットで
お買い上げ頂いた・・・
某窯元さんには
3だけで、1とか2を感じていただけたのだろうか??
ありがたいことです・・・ <(_ _)>
当時、家族はでっかい骨を気味悪がったので・・
そこそこに返却した・・
今回は・・昔話でした・・・
(^-^)ノ~。。。。。
11月の展示も終了して
来年は1月初めから月末までF市某所での新春展に
F市の道 (銅板画)600Wx400Hを出品予定です